CAD初心者でも直感的に使える無料CADソフト
AR_CADは直感的な操作で、初心者でも気軽に図面を作成できる2次元CADソフトです。操作が複雑になりがちなCADソフトにおいて、シンプルで余計な装飾のないUI（ユーザー・インターフェイス）を追求。初めてCADソフトに触れる人はもちろん、CADソフトを使い倒したいベテランにも愛用されている一本です。
シンプルUIと簡単操作で初心者でも直感的に描画
AR_CADはシンプルなUIとマウスを使った簡単操作が最大の特徴です。画面左に配置されたシンプルなツールパレットから操作内容を選択。画面上に表示されるガイドに従い、マウスを使ったクリック＆ドラッグの簡単操作で、初心者でもスムーズに図形を作成できます。
ツールパレットのレイアウトは Jw_cadや DraftSight と似ていますが、AR_CADは専門用語を省いたシンプルさで、より直感的な操作を導きます。
対応データは独自形式のSDGファイルの他、DXF、JFF、JWC、SFC、P21と豊富。他ソフトで作成したファイルの読み込みや編集にも対応できるため、導入に伴うデータ移行もスムーズに行えます。
画像を使った資料作成もお手のもの
AR_CADはCAD用のファイルのみならず、bmp、jpg、png といった画像ファイルの入出力にも対応。AR_CAD上で切り取った画像を他の文書へ貼り付けるといった編集機能も搭載しています。
CADソフトとしての描画機能と組み合わせ、パンフレットやチラシといった印刷物の作成、写真や画像を盛り込んだマニュアルの作成も可能。PDF形式での出力にも対応していますので、取引先と共有する文書作成など、ビジネスシーンでも活躍します。
公式コミュニティで操作方法の相談がしやすい
AR_CADには公式コミュニティ「AR_CAD MANIA」があります。マニュアルやFAQの閲覧だけでなく、他のユーザーとのコミュニケーションを楽しめます。不明点を質問すれば経験豊富なユーザーが回答してくれるため、上級者が求める高度な対応への疑問も解消してくれるでしょう。
一方でRootPro CADのように、アドイン（拡張機能）の追加といった拡張性の面は弱く、公式コミュニティでスクリプトの配布などは行われていません。CADソフトとしての機能は十分備わっていますが、自動化処理の追加や読み込みファイル規格の追加といった発展性は他のソフトに一歩譲ります。
初級者から上級者まで幅広く使えるCADソフト
AR_CADは無料で使える高機能な2次元CADソフト。使いやすさを追求したUIは、初めてCADソフトを使う初心者でも直感的に操作可能です。簡単な画像編集も行えるため、CADに留まらない幅広いジャンルの現場で活用できます。
公式に用意されたコミュニティで、他のユーザーとの意見交換も可能。基礎的な動作を重視する上級者も満足する環境が整っています。
